池田陽子先生コラム

身体の中からシミ・そばかすを撃退する「白活」を!

身体の中からシミ・そばかすを撃退する「白活」を!

鏡を見たら、顔面に見慣れぬ物体……。増殖する顔面茶しぶに恐れおののくあなた、憎きシミ・そばかすは、身体の中からのケアが大切! 夏の日差しにやられた顔面のために、さっそく「食べる白活」をはじめましょ♪

中医学では、シミ、そばかすの原因は血の巡りの悪さにあると考えます。血は、全身に流れて肌に栄養を与える、女子にとって大切な「体内美容液成分」!血が身体のすみずみにまで行き届かないと新陳代謝が下がり、老廃物がたまって、シミ、そばかすができやすくなってしまうのです。そのうえ、血の巡りが滞るとクマ、肌のくすみと」「顔面薄幸化」も加速……。肩こりや生理痛といったトラブルも引き起こしやすくなるんです。美しき白肌を手に入れるなら、体内の血を、がっつり巡らせてシミのできる隙なんぞ与えさせない「血巡りビューティ」が大切!こちらに役立つのが、薬膳でいうところの「活血」食材。文字通り、血の巡りを改善してくれる効果の高い「体内美白コスメ」なんです!

 

おすすめは青魚。サバ、サンマ、イワシなどは、体内の血を増やすとともに、その巡りをアップして老廃物を洗い流してくれるパワー大。 まさに「顔面レーザー治療フィッシュ」! ただ、青魚って面倒なシロモノなんですよね……。包丁でさばくのが面倒、そのうえ、スーパーが閉店すると入手不可能と、「青魚美容」の高すぎる壁にぶち当たっておりましたが、あるときハタと気が付きました。「缶詰があるじゃん!」。サバの水煮缶、味噌煮缶、サンマやイワシの蒲焼き缶etc、etc……。いきなりハードルをさげてくれる「缶詰美白」! これならコンビニでぬかりなく、24時間体制で白肌づくりにいそしめます♪

野菜では、ナス、タマネギ、ピーマン、パプリカ、チンゲンサイなどが効果的。フルーツなら桃がおすすめです。血行をよくするとともに、肌に潤いを与えてなめらかにする「美白美容液フルーツ」♪こちらも、シーズンじゃなくても缶詰入手可能だし!

缶詰つながりでいえば? 瓶詰美白ならラッキョウ! 血を全身に散らして巡らせるというパワフルな効果があるんです。また、活血調味料・黒酢も「体内美白化粧水」だと思ってバシャバシャかけるなり、ドリンクにして多用を~。

夏の日差しから逃げ惑ったにも拘らず、顔面に黒点をもうけてうろたえ気味……。そんな緊急美白ケアには、体内に水分を補う食材も取り入れることも大切。そもそも、体内に潤いを与えておくと、日差しという「火」を水がけしてくれることで、日焼けしにくくなるんです。おすすめは、トマト。身体の熱を冷ます暑気払い効果とともに、体内に水分をたっぷり補い、まさに「食べる夏のローションパック」♪ そのほかオクラもおすすめ。フルーツはキウイ、パパイヤ、マンゴーがお役立ち。とくに、マンゴーは日焼け跡の美白にイチオシです。

 

かんたんレシピ【サバ缶のアジアンごはん】

エスニック風味の味付け。とろーり目玉焼きをくずしながら召し上がれ

<2人分>

サバ缶  1/2缶
ナス(1㎝角に切る)   1本
パプリカ(1㎝角に切る)  1/2個
らっきょう(粗みじん切り)  8個
トマト(粗みじん切り) 1個
ニンニク、しょうが(みじん切り)  少々
A(ナンプラー、オイスターソース 各小さじ1)
卵  2個
ごはん  茶碗2杯分
香菜(ザク切り) 適宜
塩、こしょう、サラダ油 適宜

① フライパンに油を熱し、ナス、にんにく、しょうが、缶汁を切ったサバ、パプリカ、らっきょう、トマトを入れて炒め、Aを入れて全体にからめ、塩、こしょうで味を調える。
② フライパンに再び油を熱し、目玉焼きをつくる。
③ 器にごはんを盛り、①、②をのせて、香菜を添える。

食べるトリートメントで、つややかな、うる髪美人になる!

メイクもファッションもキマっているのに、鏡にうつった自分がイケてない……! もしもし、毛のほうは大丈夫でしょうか? 髪、それは女子の最大のアクセサリー! パサパサに傷んだ髪は生活感ダダもれアイテム。全身を一気にくすませてしまいます。顔面優先で後回しになりがちなヘアケアですが、華やかなオーラを全開にするなら、つややかなうる髪美人を目指しましょう!

食べるトリートメントで、つややかな、うる髪美人になる!

意外かもしれませんが、中医学では髪は「血」と関係があるとしています。古来から「髪は血の余り」=「血余」といわれ、血が満ち足りていれば毛の状態や量も充実し、血が不足してしまうと髪がパサついたり、やせて細くなったり、コシがないなどのトラブルを引き起こしてしまうのです。さらにはオソロシイことに、しまいに毛が抜けますから!!

血の不足は貧血、めまい、立ちくらみ、生理痛、生理不順といったトラブルも引き起こします。また美容面においても、顔色が悪い、肌がくすむ、肌荒れと「幸の薄そうな顔面」状態に。全体的に縁遠い風情の女になる前に、血をしっかりチャージすべし!

おすすめ食材ですが、みなさん!!めちゃめちゃ身近なところにありますよ! そう。江戸川区が誇る「小松菜」です! 小松菜はしっかりと血を補って美髪力アップ、うる髪づくりに貢献する素晴らしい「造血ベジタブル」なんです。いまこそ、女子は「江戸川造血」! レッツ!「小松菜トリートメント」♪ ノンシリコンだし!
 
また、レバーもつややかな髪づくりにお役立ち食材。血を蓄積する臓器「肝」をサポートして血を増やし、髪に潤いを与えます。中医学では「同物同治」といって、肝の働きをよくするには、同じ肝臓(レバー)が効くとされているんです。ボサ髪女子は「共食いヘアパック」の実践を。焼き鳥屋で元気よくレバー串片手にヘアケア宴会をいたしましょ♪ 
とはいえ、「レバー、食べられない……」という女子って多いんですよね。そんなあなたはヘアケア魚介を! イカは血をチャージし、髪や肌にうるおいを与えて、婦人科系トラブルにも効果的と女子にとって、ありがたーい造血シーフード。そのほか、カツオもおすすめヘアケア魚介。といわれても、きょうはスーパーに行くヒマがなくて、買えないし……というあなた!コンビニにはツナ缶とカツオブシというヘアサプリが存在しますから! サラダにツナ缶を使って料理のトリートメント化をはかり、ごはんにカツオブシをまき散らして「うる髪めし」に変身させよ!おやつには、レーズンやプルーンがおすすめです。
 
また、白髪、抜け毛など髪の老化は、中医学では髪に関係の深い臓器「腎」の衰えの影響が大。腎のパワーアップと美髪に効果的なのが黒ゴマ。老化を遅らせて髪や肌をつややかにしてくれます。とくに白髪には効果絶大!血を増やす効能もあるので、まさに美髪スーパーサプリ! ことあるごとに、料理に黒すりごまをまぶして「食べるヘアパック&カラーリング」を~♪

かんたんレシピ【小松菜とイカのチャイニーズ炒め】

オイスターソース風味で、ごはんがすすみます♪

<材料:2人分>
小松菜(食べやすく切る)  1/2わ
イカ(食べやすく切る)  1ぱい
にんにく、しょうが(みじん切り)  少々
A(しょうゆ、オイスターソース 各大さじ1/2)
酒 少々
サラダ油、塩、こしょう 適量

<作り方>
① フライパンに油を熱しにんにく、しょうがを炒め、香りが出たらイカも加えて炒め、酒をふる。
② ①に小松菜も入れて炒め、Aを入れて全体を混ぜ、塩、こしょうで味を調える。